🍵 茶都新聞 特集シリーズ:AIモードと情報空間のゆがみを考える(第2回) 👾AI研究に携わる研究者たちは高度な専門知識を有する研究者たちで一部 代替えが可能な美容師とは違います

 

「お母さんにはできない仕事」とAI研究

NHKの番組で見た、AI搭載ロボットの開発現場も印象的でした。透明な顔の中に、黄色や赤の小さなパーツだけが入っていて、目も鼻も口も描かれていないロボット。そこに大阪大学の大学院生がある動作を見せると、その動きをAIが学習し、ロボットがぎこちなくも一生懸命まねをする――そんな光景でした。

日本企業が協力してこうしたロボットを開発している理由は、工場の深刻な人手不足です。ものづくりの現場を守るために、長期的な投資と高度な専門知識をつぎ込んで、少しずつ「できること」を増やしているわけです。

子どもの髪を少し整える程度なら、多くの家庭でお母さんや家族がなんとか対応できるかもしれません。でも、AIの研究開発や産業ロボットの設計は、誰にでもできる仕事ではありません。高度な教育と専門訓練を受けた人たちが、何年もかけて積み上げている領域です。

それにもかかわらず、GoogleのAIモードや検索アルゴリズムは、こうした研究や現場の努力よりも、「美容」「サロン予約」といったスポンサー色の強い分野を優先して持ち上げているように見えます。ここで私が問題にしているのは、決して職業そのものの価値ではなく、情報空間における『重要度』がスポンサー寄りに歪められていることなのです。




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