🏛️【活動報告: 政府機関へメールにて要望送信をしました】 件名:生成AIによる検索結果の誤誘導と国際的なルールとの整合に関する要望
首相官邸 御中
いつも、日本のデジタル社会の安全と信頼のためにご尽力いただき、心より感謝申し上げます。
市民として、現在の検索サービスにおける「生成AIの扱い」について、国際的な議論とのギャップを強く懸念し、要望をお届けいたします。
私はインターネット上で音楽や文章を発信している者ですが、ここ一年ほど、Google の「AIによる概要表示(オーバービュー)」や「AIモード」が、実在する個人・団体・サイトについて事実と異なる説明を自動生成し、それが検索結果の最上部に表示されるという問題に、繰り返し直面しています。
具体的には、
実在するオンライン媒体を「検索結果に見当たりません」「その名称の組織は存在しません」などと、繰り返し表示する
実際のクローラー(従来の検索結果)で上位に出ているページを、AI概要が「無いもの」として扱う
別人・別組織の情報を混同し、誤った説明を“もっともらしく”提示する
といった事態が起きています。
このような**AIによる誤情報の「上乗せ」**は、個人や小規模事業者の信用を損なうだけでなく、
「どの情報を信じればよいのか分からない」という形で、検索サービスそのものへの信頼を大きく揺るがします。
しかし、日本の行政機関・相談窓口では、
「AIモードとは何か」「オーバービューとは何か」自体が共有されていない
AIによる誤誘導と従来のクローラー結果の齟齬が、権利侵害・名誉毀損につながり得るという認識が十分に共有されていない
という現状があるように感じます。
一方で、欧州連合(EU)などではすでに、
大規模プラットフォームに対して、アルゴリズムとAIシステムの透明性・説明責任・リスク評価を求める法制度(例:AI関連規制、デジタルサービス法など)
「AIの誤生成だった」として、企業が責任を免れることを認めない、という方向性の議論
が進んでいます。
すなわち、「人間がやれば違法になる行為を、AIに肩代わりさせて責任だけ逃れる」ような構図は、国際的には許容されないという考え方が強まりつつあります。
日本国内でも、
AIが自動生成した誤情報が、個人・店舗・団体の信用を傷つける
商用プラットフォームやスポンサーサイトを不自然に優遇する
といった問題は、今後さらに拡大する可能性が高いと思います。
そこで、お願いしたい点は次の通りです。
1. EUなど海外のAI・プラットフォーム規制の動向を継続的にフォローし、日本の法制度・ガイドラインに反映させていただきたいこと。
2. 検索サービスにおける「AIによる概要表示」「AIモード」の扱いを、従来のクローラー検索との整合性という観点からも検証し、国民への影響を評価していただきたいこと。
3. 「AIの誤生成」を理由に、プラットフォーム企業が責任を回避することがないよう、日本としての基本的な考え方・ルールを明確化していただきたいこと。
4. 個々人からの被害申告(名誉毀損・信用毀損・著作権者人格権侵害など)に対し、関係省庁が連携しつつ、実効性のある対応窓口・是正メカニズムを検討していただきたいこと。
日本は、文化・芸術・市民による情報発信が豊かな国だと自負しています。
その基盤が、プラットフォームやAIの誤った運用によって損なわれることのないよう、国際的なルールと歩調を合わせつつ、日本独自の人権・人格権保護の視点を強めていただきたいと、心からお願い申し上げます。
以上、ひとりの国民としてのささやかな声ではありますが、
今後の政策検討の一助としていただけましたら幸いです。
浅田美鈴
ASADA Misuzu
Discussing Data, Debating Ideas — 茶都新聞🎐・分析と対話の現場から
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2025/11/27 に大幅Updateしました。
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