✂️個人名で売るな!美容師広告が生む検索汚染の構造ー🔖 副題:ローカルガイド レベル7からの目線として 私はGoogleローカルガイドとして多数のクチコミや写真を発信してきました。その経験から見ても、いまの「美容師個人名商法」は消費者の役に立つどころか、混乱を招いているだけです。
インターネット検索は、本来「知りたい情報」にアクセスできることが最大の魅力です。図書館で本が秩序正しく分類されるのと同じように、ユーザーは必要な情報を探しに来ています。
ところが近年、ホットペッパービューティーや楽天ビューティーのようなプラットフォームでは「美容師を個人名で売る」広告手法が横行しています。
1. 検索汚染の温床
個人名をSEOで大量にばら撒く結果、同姓同名のまったく関係のない人まで巻き込まれる事態が発生しています。
たとえば音楽や法律の情報を探しているのに、突然「美容師の顔写真」や「プロフィール」が検索結果に割り込んでくる。これはユーザーにとっては“場違い”以外の何物でもありません。
2. プロフィールの押し売り
美容師の顔や私服の写真が大量に並んでいても、利用者が本当に知りたいのは「技術」や「サービス内容」「アクセス情報」です。
プロのモデルやカメラマンを起用する広告とは異なり、低クオリティの個人写真を無数に並べるのは、単なる「容姿の押し売り」でしかありません。
3. 本来のあるべき姿
美容室は「団体単位」で信頼を築くべきです。
店舗の雰囲気
施術の実績
設備やアクセス方法
利用者に必要な具体的情報
こうしたものこそが集客につながる本質であり、個人のプロフィールは不要です。
4. 結論
美容師を「個人名」で売る広告手法は、ユーザーにとって迷惑であり、検索汚染の根本原因です。
広告を掲げるのであれば、まずは 広告の基礎を学び、インターネットの秩序を理解すること が必要です。